不正なISRC
次のものはISRCとして正しくありません
- 12桁でないもの
-
ISRCはプレフィックスコード(国名コード)2桁、プレフィックスコード(登録者コード)3桁、年次コード2桁、レコーディング番号5桁からなる12桁で構成されています。
以下のように12桁でない場合は、ISRCとして正しくありません。
(例)JP-AA0-1-2、JP-AA0-01-23456789
- 構成ルールに従っていない
-
英字を使用する桁に数字が、数字を使用する桁に英字が入っているもの
- ・1-2桁目(英字限定)に数字が入っているもの
- ・6-12桁目(数字限定)に英字が入っているもの
- 存在しない国名コードが記載されている
-
ISOで定められたプレフィックスコード(国名コード)にはない国名コードの最新情報が記載されている。
一覧:RIS503別冊 第4.1.項 プレフィックスコード(旧国名コード)、最新情報はISOサイトにて入手可能
- JP-RJ0 、US-S1Zで始まるもの
- プレフィックスコード((国名コード)+(登録者コード))がJP-RJ0 、US-S1Zであるものは、ISRC登録管理機関が例示用に保有しているため、利用できません。
- レコーディング番号が“00000”
- レコーディング番号が“00000”であるものは正しくありません。
次のものは、ISRCとして正しくない可能性があります。ISRCの提供者に正誤の確認をしてください
- 同一の文字・数字の羅列
- 同一の文字・数字の羅列で構成されるものは、正しくない可能性があります。
- 年次コードが翌年表記
-
年次コードが翌年* 〜39であるもの(JP-RJ0-25-12345 など)
* 本年が2024年であれば、翌年2025年の年次コード「25」は不正(翌年1月1日以降は使用可)
異なるレコーディングに同じISRCを付番することはできません。ISRCの提供者に確認をしてください
- ISRCは「作品」(曲)のIDではありません
- ISRCを付番したレコーディングのバージョン違い(ボーカル有無違い、リミックス、トラック分割を含む)には、別のISRCが必要です。
- ISRCは「著作者」や「実演家」のIDではありません
- ISRCを付番したレコーディングと同じ著作者や実演家による別のレコーディングには、別のISRCが必要です。
- ISRCは「音楽」のみのIDではありません
- オーディオレコーディングの場合、音声(自然音、トーク等を含む)が収録されているすべてのレコーディング(CDの場合はトラック)がISRCの付番対象です。
プロモーションビデオ、ミュージックビデオ、ライブパフォーマンス映像は
「オーディオレコーディング」ではなく「音楽ビデオレコーディング」です
オーディオレコーディング用のプレフィックスコード(登録者コード)で、プロモーションビデオやライブ映像にISRCを付番することはできません。
特定のオーディオレコーディングに付番したISRCを、その曲の音楽ビデオレコーディングに流用することはできません。
必ず音楽ビデオレコーディング用のISRCを付番してください。